人前で歌えるようになるために 3 どんな風に歌ったの?

人前で歌えるようになるために 3 どんな風に歌ったの?

いよいよ歌う。

そして、当然その日はやってくるわけですが
朝から気分は重めでしたね。
しかし、これは、みんなの前で歌い切るまで
終わらないと思っていたので、むしろ早く歌い
きってしまいたいという気持ちもありました。

 

 

前回、ポジティブなことも色々書きましたが
実際は会社までの道、スタジオの準備も
いつもと何も変わらないことをやっている
にも関わらず気持ちが落ち着かず、
重いままでしたよ。

 

 

ま、人生の中では、こんな日もたまには
ありますよね。そんな日々のうちの
一日です。こんな日々が続くこと
だってありますし。

 

 

そして、朝のスタジオ掃除も終わり
朝練の時間になるところで、
他のボイストレーナー同様、スタジオで
朝練開始を待ちました。

 

 

そして、朝練は開始されます。
この朝練の時は、自分が歌うことで
頭がいっぱいで自分の出番まで
思考停止になっていました。

 

 

時間が来れば、自分の順番も
きちんとやってきます。
弾き慣れていたアコギを背負って
スタジオの真ん中に立ち
ギターを弾き始めました。

 

 

この時、開始直後ですが、すでに、
頭で考えて何をどうしよう
ということは全くできない状態でした。

 

 

救いだったのは、弾き慣れ、歌い慣れている
曲だったので、ギターと歌は全然
制御できないものの、歌を体が憶えている
ことで、歌いきることができました。
練習方法もよかったのかと思いました。
(ホント、弾き慣れてる曲でよかったです)

 

 

もちろん、ミスはいくつもあったと
思いますが、そんなのもお構いなしで
弾いて、歌い進める!
といった状況でしたね。
歌っている感じとか、ギターの
音とか全く無視でした(笑)

 

 

これも今でも覚えていますが
演奏し終わるエンディングのギターも
コードを思い切り間違えました。
でも、こういう曲なんだぞ!という
くらいの感じで弾けていたと思います。

 

 

あれ?もっと言ってくれないの?

そして、いよいよ、先輩方から
コメントをいただくことになります。
「うん、なかなかよかったよ。
じゃあ次は誰?」
省略はしていますが、かなり
さらっとコメントされたんですよね。

 

 

もちろん、その他も言われてますが
「え、それだけ!?」という
印象だったんです。

 

 

実は、私にとってこの感覚はこの後、とても
大きな影響を及ぼすことになるのですが
「自分が思うほど、
他人は私に興味がない!」
という感覚が大きかったですね。

 

 

自分の中ではとんでもない出来事だった
のに、みんなからすると、下っ端
トレーナーが一曲ほどほどに歌って
コメントを終える、そして次は誰が歌うの?
といった感じです。冷静に考えれば
そんなものかと思います。

 

 

それから、「自分が思うほど、
他人は私に興味がない」と
認識はできましたが、とはいえ、
当然ながら急に色々できる、
というわけではありませんし
何が急に変わるわけでもありません。

 

 

ただ、自分が今まで出来なかったことを
やってみても、バカにされたりしても、
実は、自分が思うほど他の人は
そんなに私のこと気にして言っている
わけでもない、と思うようになりました。

 

 

それから、少しずつではあるのですが
今まで出せなかった部分、堂々として
いなかった自分、色々言えなかった自分を
少しずつ出すことができるように
なっていきました。
(すべてにおいてできるわけではありませんが)

 

 

言い換えるなら、開き直り方を知った
とでもいうのでしょうか。
それまでは、完璧主義まではいかないものの
ある程度は出来てないと
何事も恥ずかしい
というような感覚も持っていたんですが
それからは、そんな完璧なものなんて
そうそうないのだからもっと未完成でも
自然でもいいのでは、なんて
思えるようになったりしています。

 

 

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